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今回は往復新幹線なので時間にとても余裕がもてました。東京駅からは地下鉄丸の内線で本郷三丁目、東大へ。毎年お決まりですが、電車で来たのははじめてなのでちょっとウロウロして赤門到着。博物館で様々な標本が見られるというポスターが貼ってあったので直行してみると、なにやら作業をしていましたが電気はついていたので入って見ていました。すると「すみません、今日は休館日で作業中ですので」と言われて退出。でもちょっと（石の標本）だけでも見れたからラッキーでした。その際、**くん（小6）と**ちゃん（小6）が「あの種あった！」と。実は先日、**ちゃんが使っている理科の参考書に世界最大の種というのが載っていて、**くんと二人で「先生、球の体積ってどうやって出す？」と質問に来て、種の形状を球に近似してアレコレ計算していたその種だったようです！その後、構内のマンホールの蓋の調査？！をしながら安田講堂へ。その後はお約束どおり、安田講堂をバックに記念撮影→生協で東大グッズ購入→生協食堂で昼食。昼食を終えた**くん（小4）がリュックから問題集を取り出してやりはじめました。「**くん、東大に入る気満々じゃん！」ということで写真を撮っておきました^^ その後、正門から出て農学部の前を通って地下鉄南北線東大前駅へ。東急目黒線と相互乗り入れしているのでそのまま次の目的地、大岡山の東京工業大学へ移動。皆、改札をでたらすぐに大学の正門であることにちょっとビックリ！まずは茂木先生の講演が行われる校舎へ急ごうと思ったものの400枚整理券は既に配布完了だったのでモニターで同時中継される部屋で席を確保しました。講演テーマは“脳と人間−科学の恵み 技術の矜持(きょうじ)−” 「今日は来ている人によって話す内容を決めようと思って何も決めて来てないんです」と言いながら、まずは“矜持”という難しいことばの説明からはじまりました。たとえば南の海で彼女と語り合おうとした時、その内容は科学技術の難しい話をしてもひかれるor雰囲気を壊すだけ。しかしその場に至る過程＝インターネットで予約して、飛行機に乗って、・・・〜＝は高度な科学技術が駆使されているのだ。確かに！！まさに科学技術の矜持<(｀^ツエ)>エッヘン・・・って、私が技術屋だったのははるか昔の話ですが、なんかうれしい感じ＾＾科学技術の凄さの証しとして、google創業者はマルコーニ賞授賞式に行くのにジャンボジェットを1機借り切って一族で出かけた/そのGoogleに先ごろ約1600億円で買収されたYouTubeはつい1年ほど前、肉屋?（もしかしたらカフェだったかな?）の2階の事務所で創業したという話をしていました。また話は理系人が合コンでいかにモテるトークをする=ウンチクを語るか？という話からserendipityセレンディピティの話など、あっちへ行ったりこっちへ行ったり＾＾それでいて内容はかなり難しいので小学生の皆にはかなり退屈だったかもしれません(>_<") でもこのセレンディピティの話は非常に興味深かったです。通常は、偶然とかラッキーとか認識されている、人間の意志でコントロールできない領域のことをいうらしいのですが、白川博士（東工大の先生）以降4人の日本人ノーベル賞受賞者は全員このセレンディピティのおかげで大発見をしノーベル賞受賞となったそうです。近時このセレンディピティは研究が進んで、偶然やラッキーではなく、“行動、気づき、受容”の3つが揃ってはじめて起こるものということがわかってきたとのこと。そういえば、東大で見ることができた“種”も、ちょっと入れなそうだけど入ってみようと“行動”し、巨大な種の存在に“気付き”、あの参考書に載っていたあの種だと“受容した”ことでラッキーしたと考えるとセレンディピティだと考えるのはかなり強引なこじつけかなぁ(^^ゞ さらに最近は人間が不確定な情報の中でいかに行動するかを研究する“神経経済学”というのが流行っているとのこと。また、人間の脳は何かを楽しんでいる時にベストパフォーマンスを出すとも言っていました。ということは・・・しゅうびを楽しくすることは非常に大切なんだ！さらに茂木先生は「お笑いにも注目している」とのことだし、もっともっとダジャレに磨きをかけて皆には腹を抱えて笑ってもらいます！そのためにも“語彙”を増やし、幅広い知識を身につけておいて下さい。そうしないと私の高度に知的なダジャレ＆ギャグについて来れませんから〜（￣＾￣） その後、ものづくりセンターで乾電池有人飛行機や東工大がさまざまなコンテストや競技会のために制作した作品をみてから、しばらく解散、みな思い思いのところへ散っていきました。私たちと**ちゃん（中1）は七宝焼きの体験しました。男の子達は途中ではぐれてしまったので合流不可能だったため一緒にできませんでした（残念！）帰路につく前に東工大正門前のマクドナルドで軽い夕食をとりました。向かいの席に座った女子高生がセンター試験問題を一生懸命やっていました。ちょうどこの日は工大祭に併せて入試説明会やオープンキャンパスも実施されており、きっとそれの参加して『よーし、絶対に入る！』と思ったのかもしれませんね。そんな彼女に刺激されたのか、食事を終えた**くん、またまた問題集を取り出してやりはじめました！
帰りは大井町から品川に出て新幹線でした。品川駅であの『バカの壁』の養老孟司氏とすれ違いました＾＾
東工大のものづくりセンターにあった面白パズル？（動画）
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16:38, Friday, Oct 27, 2006 ¦ 固定リンク
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静岡聖光学院の
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