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先日購入したイリジウム衛星携帯電話、契約直前まで「携帯電話とは違って障害物が無く広く空が見渡せる場所でないと使用できない、部屋の中や乗り物の中も使用できない」といった注意書きを見せられていましたが、なかなかどうして結構電波は拾えます。前島3丁目しゅうびでは建物の構造がシンプルなせいもあるのか窓近くはもちろん、窓から少し離れた室内でも通話可能なくらいの電波状態です。いざというときのためにビジネスダイアリーに載っていた官公庁の電話番号一覧を見ながら首相官邸、内閣府、防衛省、国土交通省といった国の機関や、静岡県内の自衛隊各駐屯地、静浜基地、藤枝市役所、藤枝市消防本部、藤枝市立病院などの電話番号を片っ端からメモリーに入れて「よし、準備万端!」と思った途端、待てよ・・・と思いました。「今、塾生と避難して来ているんですが・・・」って首相官邸に電話をかけたところで「今、それどころじゃないんです」と切られてしまうのではないか、いや、きっと切られる、いやいや出てもくれない(衛星携帯電話は番号通知がされないため)かもと。こうなると「ねぇ、ねぇ、**ちゃん、しゅうびの皆で避難して来ているんだけど、ここも危なそうなんでなんとか助けて!」とプライベートで電話をかけられるほど総理大臣や自衛隊の幕僚長や在日米軍の司令官(そんな人がいるのかどうかは不明)と超仲良しである必要がある?!そもそもそのような要職に就く方々は“公のため”という意識が極めて高いだろうからそんな個人的な繋がりでは動いてくれないのかもしれませんし、仮に自分がそんな立場になったとしたらより一層家族や親族は後回しにするだろうなぁと思いますし^^;
しかし、この度フト思ったことを勉強にプラスになるように解釈するとこんな感じかなと思います。自分がそうはならないまでも同窓会に行ったらそんなになっちゃっている友達がウジョウジョいる、直接手を差し伸べてもらってどうこうではなく、今日本は政治的/経済的/国際的にどっちの方向に向かっているのかといった情報の片鱗をバカ話をしながらでも聞かせてもらうってイメージです。社会に出てからでもいいのですがやはり子どもの頃や学生時代に遊んだ仲間の方がいいと思うのです。 そんなことから社会の中で重要なポストについている人を多く輩出している学校は非常に魅力的だと思います。こういった学校は往々にして高偏差値であることが少なくないですが、私の(東京の中高一貫校〜慶應大学〜三菱重工というある意味での安泰コースを飛び出した後の)経験上その学校を偏差値のみを基準に選んだであろう人と偏差値以外のところにも重点を置いて選んだであろう人では、入るタイミング=幼稚園から/小学校から/中学校から/高校から/大学から/大学院から=や学校生活の送り方が大きく違ってくるように感じます。後者の人の方が社会に出てからは活躍しているようで、そのような人たちが結果的にその学校の偏差値を押し上げているのでは?と感じています。おそらくこのことは当たらずとも遠からずだと結構自信があります。 親の立場からでは、どのような教育方針の下でひとりの人間(我が子)を育て、どの程度の偏差値レベルの学校にどのタイミングで入れるのか、また、お子さん自身の立場からは、親から独立した後の長い人生を社会のどのようなポジションでどのような人たちと過ごしたいか(もちろん“何になりたいか”を含みます)を考えて学校を選択するのがオススメです。社会にはいろいろな人がいるのだから特定の考えを持っている人の中(=建学の精神に基づく人間形成をも使命とする私立校を指しているようです)で育てるのはちょっとという話を聞くことがありますが、毎日の生活の中で関わっている人はそんなに多種多様ではないと思います。私の友人/知り合いを思い浮かべてみても人類史上稀に見る殺人鬼、崇高な理念の下に世界の宇宙の平和を探求する聖人、今後数世紀に渡り歴史に名を残すような偉大な指導者などは今のところ?皆無です。
学校は偏差値や国立/公立/私立/といった存立形態ではなく、我が子にとって/自分自身にとって最適かどうかで選ぶのがいいと思います。しゅうびは塾生ひとりひとりが幸福を感じて生きて行ける社会のポジションへ通じる道を見つけ、その道を進んで行くことがでるように勉強を基本としてできる限りお手伝いさせて頂きます! |
10:41, Friday, Apr 29, 2011 ¦ 固定リンク
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