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□IAEA&UNIDO(オーストリア・ウィーン) 左の写真:左の建物がIAEA、右の建物がUNIDO
ウィーンではIAEA(Internatioal Atomoc Energy Agency)ののO博士とお会いしただけでなく、UNIDO(United Nations Industrial Development Organization)のA博士にもお会いすることができました。休日に時間を割いて下さったO博士、少し早めにウィーン中心部に来ていたところたまたま飲み友達のA博士に会って「今から静岡の人と待ち合わせをしているんだけど一緒に来ない?」と私達の訪問目的を話したところ、A博士は静岡ご出身ということもあり「面白そうですね」ということになったと。これは思いがけなずラッキーなこと!オペラ座の前のカフェで大いに盛り上がりました。また“しゅうび”のスタイルや目指すところについては「いいですね」と言って頂きました。
□ステファン大聖堂(オーストリア・ウィーン、世界遺産)
ウィーンの街のまん真ん中に高くそびえるシュテファン大聖堂。地下鉄駅から出るといきなり前にドーン。屋根のモザイク絵がとてもきれいで、登ってみたいなと思って上をみると人の姿が!南塔の入り口から300段以上の暗くて狭い螺旋階段を登りました。勿論踊り場はありませんから今どの辺か時々小さな窓から見える外の風景で判断しました。ちょうど登れるてっぺんまで行った時に鐘がなり始め、世界遺産presented by Sony風の動画(ファイルが重たすぎたので編集できるかチャレンジ中。報告会の際は元データでお見せします)が撮れました。聖堂内では日曜ミサが行われておりクリスチャンでなくてもふっと自分を省みる気持ちになるものです。とても気持ちの良い空気でした。
□シェーンブルン宮殿(オーストリア・ウィーン、世界遺産)
ウィーンのリンクから地下鉄で数駅行ったところにある宮殿、かのモーツアルトがマリーアントワネットに「僕のお嫁さんにしてあげる」と言ったところ。宮殿の広い広いお庭を散策して宮殿敷地内にあるレジデンツで夕食をとりオランジュリーでコンサートという優雅なツアーに参加しました。クラッシックが面白くて楽しいと感じられるような演出で、これなら子供達でも存分に楽しめそうだと思いました。
□ワルツ(オーストリア・ウィーン、日本人経営のお土産屋さん)
シュテファン大聖堂からメイン通りのケルントナー通りをオペラ座の方面に歩いてリンクを出たところにある日本人経営のショップで、日本語でお土産が買える貴重なお店です。品揃い豊富で日本人に嬉しい心遣いの行き届いた大きなお店で、レシートと一体化&TaxRefund窓口に出すだけの免税書類も作成してくれます。そこでフライトまでキャリーバッグを預かっていただきました。キャリーバッグをゴロゴロしながら国連見学は不調だなぁと思っていたので助かりました!
□CERN(スイス・フランス国境)
今日は高エネルギー加速器研究機構素粒子原子核研究所名誉教授のK博士にCERNの案内をして頂きました。通常は一般人の立ち入りが許されないCERNの心臓部であるコントロールセンター、日本の研究チームが開発に関わりK博士ご自身が設計したパーツが組み込まれる巨大な実験装置ATLASのコントロールルーム、そこで得られた膨大なデータを解析するべく地球規模のコンピュータネットワーク:グリッドの心臓部(実はこのCERNで効率良く多くの研究者に実験データを配布するために開発されたのがインターネットの代名詞World Wide Webなんです!その時に使用していたパソコンそのものも展示されています)などをご自身のお車でご案内頂きました。なにせCERNの超大型加速器は1周27km、ATLASだけでも地上8階建てのビルほどの大きさがある巨大な実験装置(地下深くに埋まっています)なのでとてもちょこちょこっと歩いて見れるものではありません。これまで一般の日本人は訪れたことはないそうですが、宇宙の起源を探る壮大な実験、絶対に行って見るべきです!
□国連ジュネーブ事務局(スイス・ジュネーブ)
ニューヨーク、ウィーンに次いで3つめの国連ガイドツアーに参加しました。神殿のような建物は圧巻です。日本が国際連合脱退を決めた会議室も見学できました。
□Hotel LES ARMURESのレストラン(スイス・ジュネーブ)
CERNをご案内頂いた後に行ったK博士オススメのレストラン。ネットで調べたらクリントン、カーター、ケネディ大統領なども宿泊したという高級ホテルと知りかなり緊張して臨みました。天気も良く暖かかったので外のテラスでフォンデューディナーを食べながらいろいろお話しました。しゅうびの、そして海外合宿のコンセプトに多いに賛同くださり、EU合宿に多大なお力添えを約束して下さいました。
□パテック・フィリップ・ミュージアム(スイス・ジュネーブ)
ジュネーブ市内を路面電車で移動し時間よりちょっと早めに到着。日本語ガイドツアーの前にちょっとしたビデオを見せてもらっているとガイドの方がやってきて、先ずはこの博物館にはいってくる時計の修理を一手に引き受けている職人さん(たった一人しかいません!)のすご技を見せていただく。ミリ単位、ミクロン単位の部品を作って直すのだそうです。今までにパテックフィリップに入ってきて直せなかった時計は世界に二つだけ。一つはあの9.11でドロドロに溶けてしまった時計だそうです。階段を登って1600年代からの古書の棚、古い設計図など時計に関する本がたくさん、日本語のものもありました。展示されている時計はパテックフィリップだけでなく世界中から集まってきた懐中時計や置時計、からくり時計や貴族の時計、もしかしたらマリーアントワネットがつけたかも?という指輪の時計などがたくさん。日本でいういわゆる時計=時を知る、見るものではなく、フランス語では時計は人に見せるもの=宝飾品で、文化の違いを感じさせられました。全世界のオーナーは管理されており、イギリスのビクトリア女王の名もその台帳に見ることができました。ジュネーブの時計の技術はフランスから(ジュラシックパークの)ジュラの谷を超えてきたものだそうです。2時間弱とても優雅な世界にひたってきました。日本語ガイドはこの日案内してくれた“Mさん”おひとりだと伺ったので「来春、塾の皆を連れてくる予定なんです」と名刺を渡すと、「子供用にアレンジすることもできますので」とのことでした。お楽しみに!
□エ・ギーユドュ・ミディ(フランス・シャモニー)
ジュネーブからレンタカーで1時間強、高速を飛ばして(といってもアウトバーンではないので110km走行)途中国境を超えフランスシャモニーに朝9時すぎに到着。車を止めて地図を見ながらキョロキョロとロープウェイ乗り場を探しているとパトカーが「どこへ行くんだ?(フランス語で言われましたが、たぶんこう言ったのだと思う)」教えてもらって到着!切符を買って時間まで待ち、二つのロープウェイを乗り継いで一気に富士山と同じ高さの3776mまで登り、そこからさらにエレベーターでヨーロッパ最高峰のモンブランを間近に臨むエギーユドミディ3842mへ到着。真ん前に雪をかぶったモンブラン、遠くにマッターホルンが見え大感激!しかし、おかしいな〜身体は思うように動かない。空気が薄いせいなのかな?目が回る感じ。一気に4000m級の山に登っちゃったんですから無理もないかな?
□フェラーリ・ミュージアム(イタリア・マラネロ)
世界的不況の中でも売上げを伸ばしているスーパーカーメーカー:フェラーリの本社工場から歩いて数分のところ。レースをする為に車を売っているというだけあって入口からいきなりF1カーがお出迎え。そのすぐ横には日本グランプリでシューマッハがドライバーズチャンピオンを決めた時に履いていたボロボロのスリックタイヤなど1階はレース一色。一角には創業社長のエンツォ・フェラーリの書斎を再現したコーナーもありました。2階は市販車:FF、458italiaからオールド・フェラーリまでがずら〜り。昔、外車屋をやっていた頃に「すいませ〜ん、ちょっと見せてください」と近所のオーナーを訪ねたF40もしっかり展示されていました。工場見学をしたかったのですが、フェラーリはオーナー以外に工場見学はさせてくれないのです。。。残念
□プッシュ・スタート(イタリア・マラネロ)
せっかくならとフェラーリ・ファクトリー真ん前のホテルに宿泊、そこで紹介されたのがこのお店。458,カリフォルニア, 430,360といったフェラーリとランボルギーニ・スーパーレジェーラのテストドライブができます。試乗は日本でもできますが、ここマラネロでドライブすることに意義があると思い受付に向かうもいろいろな国からのお客さんでごった返していて大混雑!ラテン系と思しき方々はテンション高くてそりゃもう大騒ぎでした^^寡黙な日本人の私はさささっとカウンター前に陣取ってキョロキョロ“乗せてよオーラ”全開でアピール。ようやくF430スパイダーで20分ほどマラネロ・ドライブ♪同乗したインストラクター氏は走り初めから英語でいろいろ話しかけてくるので必死でリスニング、答えを翻訳して・・・と思っていると「ターンレフト!」運転に集中したいのにリスニングのテスト状態でした(^^;
□レストラン・カバリーノ(イタリア・マラネロ)
ファクトリー玄関前のレストラン。ホテルで紹介してくれたので、19:40のオープンと同時に一番乗りで入店。「ぼんじょるの〜(イタリア語は挨拶のみで)のーりざべーしょんおーけー?」まだ着替えていないウェイターのお兄ちゃんが気持ち良く席に通してくれました。あれ?ここもフェラーリ一色!マッサとアロンソのピットのサインボードがまず目に入り見回すと写真やサイン、F1マシンのエンジンやノーズコーンなどがいっぱい。食事はもちろん美しく美味しい、特にバルサミコの美味しさに感激。帰って来てから知ったのですが、カバリーノはあのエンツォ・フェラーリがフェラーリを感じるレストランをと作ってもらったお店で、息子さんはその上階に住んでいたそうです。もしかしてあの席にエンツォが座ったかも?!
□ランボルギーニ・ミュージアム(イタリア・サンターガタボロネーゼ)
マラネロから車で約1時間田舎道を走ると出現するガラス張りのミュージアム、その裏にこじんまりとした工場があります。先頃販売開始されたアヴェンタドールとスーパーレジェーラが迎えてくれました(^。^)v ファクトリー・ツアーまでの約1時間ミュージアムを見学。超高級スーパーカーでありながら日本のディーラーの方もオーナーの方も気さくで腰の低い方が多いなと思っていたところ、本社の人たちも皆同じでした。案内してくれたのはVさん(女性)、ラインスタッフの皆さんとも談笑しながらフラッグシップのアヴェンタドールとベィビー・ランボと呼ばれるガヤルドのラインを案内してくれました。ラインスタッフの方と目が合ったので挨拶すると気軽に挨拶を返してくれました。ナント!シートの革を裁断するところではその端切れを参加者皆にプレゼント!こんな小さな工場で世界中に車を供給しているとは驚きでした。
□ル・ブリストルのレストラン(フランス・パリ)
パリでは子供達に本場のテーブルマナーに接してもらうのもいいなと思い、それならフランス大統領官邸エリゼ宮近くのサルコジ大統領ご用達Le Bristolへ偵察に行ってみようと予約を入れ 、失礼があってはいけないので予約時に言われたドレスコードに従ってオシャレして行ってみました。最初はガチガチに緊張していましたが、美味しいのと素敵なおもてなしでそれも吹き飛び、できるだけその国の言葉を使いたいなぁと思い虎の巻をチラチラ見ながら「めるしぃ、せ、て、とれぼん!」。お料理が運ばれる度に感動があり、さりげない気遣いを感じました。ほとんどが大人でしたが小学校高学年くらいのお子さんもきちんとした身なりをして家族で来ていました。お茶目なところもあって帰り際、コーヒーのお供?にセレクトした生キャラメルのいくつかを「シーっ」というしぐさをしながらこそこそっとカバンに入れてくれました。パリの高級レストランがコッソリお土産?!ネットを見るとビビる情報が多かったのですがとても暖かいもてなしをしていただいたように感じました。
□アール・ゼ・メチエ(フランス・パリ、国立科学技術博物館)
スイス・ジュネーブの時計技師たちは皆フランスから来た人たちだった。。。原子力、航空宇宙などの分野でかなり最先端を行くフランス、あぁ、昔から凄かったんだ!ということがよーくわかる博物館です。日本がチャンバラをしていた頃には既に工作機械を使って高度な機械加工を施した製品をたくさん作っていたのです。。。科学技術好きなら1日いても飽きないと思います。
詳細は“EU合宿下見珍道中・報告会”でお話します |
00:38, Tuesday, Oct 18, 2011 ¦ 固定リンク
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