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生き方のすゝめ、学問のすゝめ ー明治時代の夢に学ぶー |
4月20日海陽学園の学校説明会に続いて開催された慶應義塾大学経済学部教授(前経済学部長)の小室正紀先生の講演会を聴講させて頂きました。
◇はじめに ◇「天は人の上に人を造らず人の下に人を造らずと言えり」についての誤解 ◇一身独立 ◇「学問」=learning=学び ◇社会に生きる人としての「義務」 ◇「気力」「勇力」=challenge spirits, pioneer spirits ◇「人にして人を毛嫌いするなかれ」 ◇気品 福澤諭吉の友人2名のエピソードを紹介。 中村道太(1836-1921):横浜正金銀行初代頭取。東京米商会所頭取になるも商売を妨害されて倒産。「債権者に申し訳ない」と法的に負うべき責任の範囲を超えて私財を全て投げ打って返済に充てた。 宇都宮三郎(1834-1902):酵素の発明等により得た利益を多方面に寄付、明治生命立ち上げを援助し最初の大口加入者となる。自らの体調が悪化した際に親族に対して「私は明治生命の立ち上げを支援するために保険に加入したのであって、このまま私が死んで保険金を受け取る訳にいかない。すぐに解約せよ」と言った。困った親族が福澤に相談すると「言い出したら聞かないから本人には解約したと言っておけ」と言い、代わりに福澤が保険料を支払い続けたが、結果的に福澤の方が先にこの世を去った。 ◇おわりに ☆ひとつの挑戦 KEIO SCIENCES-PO Program 慶應義塾大学経済学部と仏グランゼコール・シエンスポ:パリ政治学院とのダブルディグリープログラム学士課程。パリ政治学院は2012年度双方5名ずつ計10名でスタートするも、希望者が非常に多く2013年度は10名ずつ計20名定員。講義は全て英語で行われるためTOEFL iBT100以上が必要(応募時は90以上でいいが、その後スコアアップが必須)。小室先生は集まった海陽生に対して「行きたいと思う人は今からTOEFLのスコアを上げておいて下さい」とおっしゃっていました。紹介動画(YouTube)
入学後半年で渡仏、大学は英語、生活はフランス語、否応無しに言葉は身に付きますよね。卒業後は同大学大学院経済学研究科でもシエンスポとのダブルディグリープログラム修士課程が走っています。
本講演会については4月29日大ミーティングでより詳しくお伝えします! |
21:06, Sunday, Apr 21, 2013 ¦ 固定リンク
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