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しゅうびは自律した個人が各自の目標に向かって日々研鑽するというスタイルをとっています。「強制されてイヤイヤやったって身になんかつかない。時間と労力の無駄だ!」という考えからですが、どうやらどれだけ身につくかは別として「日々やることを強制して欲しい」という要望がごく一部あるようです。まぁ、こちらの考え方は置いておいて、“本人及び保護者の方”がそれを望むのであればそれに応えましょうということにしました。そのプランをちょっと紹介しますと。。。
自分の意志のみで行動することは一切禁止、全て保護者またはしゅうびの許可が必要となります。特に物理的に居場所を移動する場合は移動開始/終了時間を報告して頂き、1分1秒たりとも無駄にせず全て勉強時間に当ててもらいます。学校の勉強は毎日完璧に予復習(含む宿題)し、それ以外にしゅうびから課題を出します。その課題は“やりゃいい”というものではなく“**を覚えてきて”or“**を完璧に解けるようにしてきて”というものになります。課題が成し遂げられたかどうかはテストをして厳密にチェック・・・とこんな感じです。実際に実行する場合は“作戦会議”でもっと綿密に計画を立てます。
この計画の実行が中止されるのは以下の場合です。 1)自分で勉強ができるようになった時=>理想です 2)体調を崩した時=>“病は気から”という気もしないではないですが、一度滞ってしまったスケジュールを取り戻すことは不可能なため。 3)課題が成し遂げられなかった時=>もう、やる意味がありません 4)本人がギブアップした時=>もう不可能です(^^ゞ 5)保護者の方が計画実行についてお子様を擁護するようになった時=>そんなに頑張らなくてもいいというお墨付きが出てしまうわけで、しゅうびとしては何もできません
ちなみに、これまで個々にご相談頂いた際にご提案してきましたが、未だかつて実行に至った方はいません(^^ゞ 場合によっては24時間対応に近い態勢となるため月謝以外に別途相当額の費用も頂かなくてはならなくなるでしょう。結局、この計画を実行するくらい腹が括れていれば勉強なんて簡単にできちゃうということなのでしょうね(^。^)v 今後もこれを利用する人が出ないことを願います。
その昔、しゅうびが板書でやっていたころの“残勉”を知っている方は、このプランにニヤリとするのではないでしょうか?^^ 伝説の“残勉”とは・・・宿題を忘れた場合、マル付け時退場となり、授業終了後、自力で全てやって帰ってもらうというもの。最も遅くまでかかったのは翌朝5時。途中で逃げ帰った人がいましたが、すぐに家に電話をして連れてきてもらった。実行については入塾時の面談で同意を得ている。とんでもないルールのようですが、そもそも宿題を忘れなければなにも怖いことはないのです^^ |
11:40, Saturday, Feb 24, 2007 ¦ 固定リンク
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