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**ちゃん(小6)が“大学への数学”に入っちゃいました(゜o゜; 当初は中学入学と同時に高校数学のテキストに進む予定でしたが、新中問発展編中3数学の終盤が思いの他、早く進んだのです。それでも終盤は高校数学に向けて、より一層助けず見守るというスタンスを取ってきました。教えてしまえばお互い簡単に済むのですが、それではせっかくの“力”を潰してしまうと考えているためです。そして最終日、悩んでいた開成高校の問題を攻略して、最後の総合問題に。時間をはかって点数を入れようということにしたところ「40分でいいよ」と**ちゃん。しかし、どう考えても40分では難しいと思ったので「時間は60分にする。だから全部出来ても何度も見直しをして100点で中学数学を修了すること」としました。結果は時間一杯まで取り組み&見直しをして、わからなかった問題が2問&計算ミスが1問で87点でした。満点はならずとも、大健闘&大殊勲です!計算ミスはすぐに直り、残ったのは2問。考えに考えて途中で弱気な発言があったものの必死で食らいついていました。そして直し始めて1時間ほど経ったときでしょうか最後の1問がどうにもわからず、「先生、わかりません、助けて下さい」と。悩んでいるのでヒントを出そうとすると「見ないで!あっち行って!」と問題やノートを隠してしまったり、説明しようとする手をどけたりする**ちゃんからのヘルプコール。それでも解き方は教えず参考になるであろう数学の参考書や問題集でよく目にする図だけを紙に描いて「はい、これをよーく見て。参考になるぜ」と言って再び放置。しばらくして見に行ったら見事正解でした(^o^)/ たいした奴です。 年明けくらいから、この**ちゃんの素晴らしい力を伸ばすためどんなテキストをどんな方法で進めるのがいいか検討してきました。その結果、理系高校生の定番・東京出版の“大学への数学 1対1対応の演習”をやることにしました。ただ学校の授業無しで独力で進めることになるので、大学への数学(研文書院)などの参考書も併用して進めて行くよう、**ちゃんにアドバイスしました。その話を聞く**ちゃんはいつになく真剣な表情で、なみなみならぬやる気を感じました。
★テキストと進め方も重要であることは確かですが、それだけで十分などとは全く考えていません。人の能力を伸ばすことはそんなに単純なことではなく、あらゆる環境〜問題を解くためのアドバイスやヒントの出し方はもちろん、勉強に直接関係無いなにげない一言なども含む〜を整えることが必要だと考えています。しゅうびのスタッフはこうした“環境”を整えることに最大の配慮をしながら、ひとりひとりの塾生に接しています。
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13:04, Saturday, Feb 14, 2009 ¦ 固定リンク
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静岡聖光学院の 星野先生の御著書です!
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