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先週「サッカーを見に中国へ行って来ます」と言っていたHくん(中2)。「凄いチーム同士が北京の“鳥籠”で試合をする」ので、お父様と二人で行って来るとのこと。「るるぶとかいう雑誌を渡されて、空港からホテルまでと、万里の長城も行くんだけどそこまでの方法(高速鉄道に乗るとか・・・)を調べておくのはお前の仕事だって」と。おっと、これはお父様のセッティングされた珍道中&武者修行かなと思いました。そして昨日、帰って来てHくんに「どうだった?」と聞いたところ、スゴイ旅だったことが判明!お父様のお友達(Hくんは「おじさん」と言っていました^^)がイタリアに?サッカー界に?かなり顔がきく方のようで、フィーゴという往年(と言っていいのか)の名選手のサイン会では時間に遅れて到着してしまったところ、フィーゴ選手のSPが群集をかき分けHくんを連れに来てくれたそうです。多くの記者やカメラマンがいる中でサインをもらって写真を撮られたので「雑誌とかに出るかもしれない」と。「昨日帰って来たんだろ、サインをもらったのはいつ?」「土曜日・・・かな?」「だったらもうネット上にありそうだぞ」と言って、Hくんから聞いた耳慣れないサッカーの言葉をキーワードに“画像”でググったところ、トップに満面の笑みのHくんを発見! VIPのような扱いはどうやら全て「おじさん」の計らいによるものだそうです。別に利用目的の友達作りを推奨するわけではありませんが、将来、社会に飛躍して行く人たち、そのような意識を持った家庭で育った人たちが集まるところという観点で環境=学校を選ぶことは非常に大切だと思います。そういった人たちの考え方や生活習慣に自然と馴染み、自分も気付いたらそうなっているといった具合です。学校選びは偏差値だけではないと思うのはココです。偏差値はテストの出来なので非人間的であろうが思考停止していようがマシーンと化して反復練習すれば相当なレベルになることは可能だと思います。しかし大切なことは全ての人に平等に与えられているのは1日24時間を何に何時間割り当てるかです。将来社会で生きて行くため勉強以外に育むべきことにどれだけ価値を置くか、“学校”にはその価値観が似ている人たちが集まっているように感じます。
とかなんとか言っていますが、私はそんなことは全く考えずに学校を選んできました。親の意見を突っぱねて大学院進学をせずに就職したことは大失敗でしたが、学校に関しては感覚的に“当たりだった!”と思えます^^ |
13:40, Tuesday, Aug 09, 2011 ¦ 固定リンク
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