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出発日=ジュネーブ1日目:悪天候とガルーダ機のモーターの不具合が重なり2時間超の遅れで出発となりました。虫の知らせか、前回のモチベーションツアーで「こんなに時間要らないなぁ」と感じた3時間ほどの乗り換え時間を取っておいたのでなんとか間に合いました。ところが降機直後にM先生流血事件発生、救急車を呼んでくれたのですが「ご厚意はありがたく頂戴いたしやすが、拙者、先を急ぎやすんで、ごめんなすって」とジュネーブ行きに乗り換えました。結局、ジュネーブ行きも遅れが出たので余裕の乗り換えとなりました。空港で水を入手しホテルへ。移動&流血事件で即就寝。
ジュネーブ2日目:空港でレンタカーを借りてル・ロゼへ。空港を出てすぐに高速道路をローザンヌ方面へ約30分走るとロールというレマン湖畔の街に到着。インターホンを押して名前と目的を告げると鉄冊が開き、長い並木道を進むとウェブサイトで見た景色が!駐車場に車を止めて受付に向かうとアポ取り時に応対してくれると言っていた女性ではなく男性が現れて部屋に案内してくれました。大きな部屋に大きな机にソファーセット、「かなり偉い人?!」名刺交換をしたところメールでやりとりをしていた際に常にCCに名前が入っていた方で、ル・ロゼの卒業生&ルームメイトが著名な日本人建築家のご子息で未だ親交があるというDirector of AdmissionのJB氏。コミュニケーションが取れているのかいないのかよくわからないけど思いっきり前のめりの日本の塾のオヤジに親身に応対して下さいました。「日本人卒業生はこれだけいるよ」と名簿を見せてくれたので「是非これらの人から話が聞きたいので連絡先をメモらせてもらっていいか」と尋ねると「あとでコピーをして、良さそうな人をチェックしてあげるよ」と言ってくれて、キャンパスの見学へ。ナントいい人なんだ!残念ながら生徒たちは旅行の季節で皆不在、寂しいキャンパスでしたが教室や図書館や寮や食堂を案内してくれました。夕食は毎日正装してディナーで「これはその際に締めるネクタイ」だと売店で見せてくれたので「それを買うことはできないか」と聞いてみました。すると「買うことはできない」と。「制服みたいなものだし、売店も閉まっているし仕方ないな」と思って諦めかけたところ「だから、プレゼントする」と。やっぱりいい人だ!!^^ 「オバケが出るというシャトーに行こう」と!?そのシャトーとはJB氏の執務室のある建物、最上階まで踊り場の無い石の周り階段を上ると・・・ナント美術室でした^^ 部屋に戻って通常生以外にサマースクールの話も伺って「もし入学したい/参加したいという人がいたらウェブからコンタクトすればいい?」と聞くと「直接、私に連絡をくれればいい。さっきの名刺に連絡先があっただろ?とりあえず来年度のサマースクールのパンフレットができたら2,3部送るよ」と言ってくれました。通常生の前にサマースクールに参加してみるというのがいいと思います!
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ジュネーブ3日目=パリ1日目:フライト時間までは少々早いがチェックアウトしてラウンジでゆっくりすることにしました。チェックインカウンターで「うーん、フライトまでちょっと時間があるけどラウンジを使えるのはダイヤモンドとプラチナ・ステータスの人だけなので残念ね」と。今回は成田-シャルルドゴールはビジネス、シャルルドゴール-ジュネーブはエコノミーだったのですがエールフランスの加盟するスカイチームではデルタ航空の場合、ゴールドメダリオン以上は搭乗クラスにかかわらずラウンジを利用できるはず!結局、直接ラウンジへ行ってみたところ問題無く利用できました???パリ・シャルルドゴール行きも少々遅延。 ホテルにチェックイン後、すぐに地下鉄を乗り継いで夕食の食材を買いに調べてあった市場に。肉や野菜の単価表示が1kgなのがスゴいなぁと思いました。市場向かいのパン屋さんでバゲットを、近くのスーパーで水/塩/胡椒/バター/ワインなどを買ってホテルに戻り、調理して遅い夕食。明日はエアバスA380の工場見学、7:00オルリー発のeasyjetでトーゥールーズに向かうため朝5時にホテル前に車が来るので急いで就寝。easyjetは欧州のLCCで次回のモチベーションツアーで誰か必要とするかもしれないということで利用してみました。パリの南500kmほどのトーゥールーズ往復で一人8000円ほどとサスガLCC^^
パリ2日目:ホントに時間通りに来るか不安だったタクシーも5時少し前に到着、搭乗券はPCで印刷してあるし日帰りなのでほぼ手ブラのため空港到着後すぐにセキュリティーチェックを受けて搭乗口へ。早い者勝ちの全席自由席なので少し並んで前から2列目をゲット。シンプルな内装なので席からドアが空いている操縦席が撮影できます。もうすぐ出発かなと思っていると黄色いジャケットを着た地上スタッフのような方が入って来て、ジャケットを脱ぐとそのまま操縦席へ???時折マニュアルを見ながら機器をチェックしている模様。。。結局その人がパイロットだったんです!おそらく出発前点検をして来たのでしょう、「これがLCCなんだ!」と勝手に納得しました^^ A380ツアーもネットでチケット購入してあったので簡単な受付を済ませて入場、開始時間までPVを見たり売店を見たり。私たちの参加した英語ツアーは仏語ツアーよりもぐっと人数がすくなくバス1台ほどでした。工場にはちょうどエミレーツ向けの2機が組立試験中でペイント前の黄緑色でした。エミレーツ航空は一番のお客さんで現在A380のバックオーダー500機ほどだそうです!?工場内は撮影禁止のため写真はありません。組み立てに7日、約1ヶ月で一機完成するそうです。工場はトーゥールーズ空港に隣接し、端っこに引退したコンコルドも飾ってありました。 「さて、帰ろう!」と思ったところ???タクシーいないし、トラムで街まで出るしかない!と考え工場正門前で記念撮影して、本社の受付で「トラムの駅はどっち?」と聞いたところ「私、もう帰るから乗せていってあげる」と車で送ってくれました。フランス人はいい人だぁ!
パリ3日目:3月にウィーンで知り合った作曲家の方のご自宅にお招き頂きました。ベランダからはグランパレがセーヌ川の向こうにドーン、その向こうにサクレクール寺院、右にオペラ座とアレクサンダー橋、左にエッフェル塔、「映画みたい。。。こんな生活を送っている人がホントにいるんだぁ」と、感動を通り越してビックリ仰天でした。食前酒からはじまり、ご主人やご子息家族総動員で「専属シェフがいらっしゃるんですか?」と聞いちゃうほどのお料理と美味しいワインを頂きながら、前回のモチベーションツアー、日仏の教育、・・・などについてフランス流に議論を楽しんでいたところ「うわ!もう1時!?」実に7時間近い時間が過ぎていました^^; 帰りに玄関ホールで記念撮影、手配して下さったタクシーに乗って帰りました。しゅうびについて「ジュンコさんともこんなこと(モチベーションツアー)している塾の先生がいるのねって感心していたんですよ。そこをもっともっとアピールされるといいと思いますよ」と応援頂きました。モチベーションツアーのコンセプトを深くご理解頂け、来年の合宿についてたくさんアイデアを頂戴し、お力添えも頂けることになりました。みなさん、お楽しみに!!
パリ4日目:朝食後、散歩がてらノートルダム寺院のあるシテ島隣のサンルイ島に出かけました。昼食はホテルに戻って軽く済ませ、パリで最も美しいと言われる近くのルクサンブル公園でまったり過ごしました。その後、ホテル近くのマルシェでムール貝を購入、白ワイン蒸しにしました。美味しくて1kgのムール貝を一気にペロリ! M先生、今回の下見の課題献立:ブフ・ブーギニオンとムール・マリニエールをやり遂げました!
パリ5日目:帰国の日:とっても快適に過ごすことができたホテルのスタッフにプアなイングリッシュで御礼&「今度の3月にまた来るよ」と予告。徒歩5分程の最寄り駅からシャルルドゴール空港までは乗り換え無しで30分ほど。タックスリファウンドの手続き後、スーツケースのパウチ?サービスをやってもらいました。日本人団体客が物珍しそうに遠巻きに見守る中、あっという間に3つのスーツケースがパウチされました。なかなか楽しいので是非やってみて下さい。その荷物を預けた後、facebookでチェックしておいた2Eターミナルのエールフランスの新ラウンジへ。M1〜50の新ゲートの真ん中に位置する巨大なラウンジは超快適、搭乗時間を忘れないようにしないと危険です!ラウンジの一角ではお気に入りのチョコレート・ブランドのMichel Cruizelが商品を並べてプレゼンをしていました。それにしてもチェックインカウンター、セキュリティーチェック、ラウンジ受付、いろいろなところでスタッフが日本語で挨拶をしてくれることに感動します。言葉のすごさを実感します。機材A380の成田行きは結局30分超の遅れで出発、定刻の10分遅れで9時半に成田に到着しました。これで今回、定刻で飛んだのはeasyjetのパリ・オルリー-トゥールーズ間、A380工場見学の受付時間の関係で絶対に遅れて欲しくなかったまさにそのフライトだけ。。。神様、ありがとうございました!!
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10:29, Thursday, Nov 01, 2012 ¦ 固定リンク
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